「今、私が描く一つの物語」
先生という、生き物が嫌いなのだ。
ウザくて、キモくて、
<生徒の為>など言いながら
口ばかりで行動せず、それでいて
自分を認めず、人のせいばかりする。
あぁ、そう言った意味では
もしかして。
【大人】が嫌いなだけかも
知れないなぁ・・・・
「山谷」と名乗るソイツは
額に浮かぶ玉のように光る汗を
手の甲で拭いながら、
「プリントを見て」
と促した。
そのプリントに大きく
書かれているのは。
<校外学習のお知らせ>