pure love
第2章
epi1
月も変わり席替えをした。
亮太との隣を願ったが私の願いは叶わず終わってしまった。
席は離れたもの休み時間に少し話したり朝に話したりと会話がなくなることはなかった。
あの日から亮太へ話すときに意識をしてしまい顔を見れないことがよくあった。だけど私の恋は順調に思えた。
亮太に片想いをしてまだ二週間くらいの時だった。
その時、葵と私は千羽鶴を作ることにはまっていた。別に誰につくるわけでもなくノリで作ろうという話しになった。
だから最近の休み時間は葵と二人で地道に鶴を折っていた。
クラスの子が一緒に折ってくれたりして500羽くらいになった時だった。