pure love

急に頭の中で亮太と過ごした一ヶ月半がリピートされた。

「市川」

「おはよう、市川」

「市川ー宿題〜」


あの笑顔が離れない。

何で…。何でこんな短時間でここまで好きになれるの?

亮太…私、亮太が好きすぎる。


どうしたらいい?

私の中で思いついたのば告白゙だった。

今すぐ亮太に自分の想いを知ってもらいたい…そう思った。

私はノートの端を手でちぎりシャーペンを握って人の少ないところに行った。


【亮太へ

気付いてたかもしれへんけど亮太が好きやねん。

付き合って下さい。

愛海より】


子供染みたラブレターだ。それでもいい…。
私が亮太のことが好きなんだってことが伝われば私は十分だから。
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