pure love
「うちも告ろっかな〜」
葵が笑顔で私に話してくる。
「まじでっ?!」
同じクラスの男の子が好きな葵。その話を聞いたときはびっくりした。
まさか、葵が恋をするなんて思っていなかったから。
「ちょっと考えてみる。愛海が頑張ったからうちも頑張りたくなった。」
嬉しかった…。
「あいつ恋とかするんかな?」
葵の好きな人は亮太と正反対。とても真面目である。
「さあ〜でも、そういうとこが好きやの」
「葵可愛い〜」
「うるさいわっ!!」
照れて、葵は走って運動場に向かう。