pure love

そう思ったときに、林先生が亮太たちに言った。

「お前ら、そんなとこ居ったら女子が走りにくいやろーが。」

あの時どれだけ林先生が天使に見えたか。笑

「はーい」

そう言って5人組は立った。

その時亮太とたまたま目が合った。亮太は私に気付き微笑んだ。

あの時、亮太の微笑みは私にエールの声が聞こえたんだ。

【愛海…頑張れよ。俺はここから見てるって。】

あの笑顔がどれだけ私を強くしたか。

亮太の笑顔はいつもいつも魔法だった。


亮太、私は側に居れるだけでよかったんだよ?

< 42 / 150 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop