pure love
「俺、ちょっと許せなくて。ごめんな」
亮太は嫌だったんだね。
だけどね、あなたの怒っている顔は見たくないんだ。笑ってる笑顔を見ていたいの。
亮太はそう言って歩いていった。
その後ろからさっき亮太を怒らせた原因の子が私の前にきた。
「愛海ごめん」
3人が口を揃えていう。
「亮太怒ってるよな?」
「うん。亮太ただ見守ってほしかっただけやねん。きっと謝ったら許してくれる」そう言って私は微笑んだ。
「だから亮太に謝ってあげて。亮太も維持はってるだけ」
3人は謝ってくると亮太が歩いていった方に向かっていった。