女の子の心を持った男の子
小学校
小学一年生になりドキドキしながらの初登校

保育園時代のトラウマなのか暴力には特に敏感で痛みを伴う事が大嫌いだった

殴り合いのケンカなんてありえない

だから自分の意見をあまり外に出す事はなかったと思う

おとなしめな性格だったんだよね

すごい泣き虫だったのを覚えてる

クラスの子に悪口を言われたら大泣きしながら教室を飛び出していくことは日常茶飯事

教室を飛び出すと周りの子も面白がって私を追いかけてくる

最後にはいつもつかまるんだけどね

だって私一人に対して相手は5,6人で捕まえにくるんだもん逃げられる訳がないよね

小学4年生の頃、子ども会の関係でソフトボールのチームに入る事になった

すごく入りたくはなかったが母が役員をやるから息子の私が入らなきゃ駄目と言われてなくなく入った

ひ弱で根性なしの私は案の定補欠だった

監督からは「ベンチをあっためるのはお前に任せた!!!」と言われる・・・

バカだから大役を任されたと思い込みテンションUP

それから練習を頑張ったので試合に出させてもらう事に

打順は9番

監督からは「9番は1番につなげる重要な打順だ!」と言われる

またまたバカなので

私「ってことは自分がいないと駄目って事か!ある意味主役級じゃん!」

と勘違いに走る

もちろん結果は最悪

「打てない、走れない、守れない」

逆三拍子揃った駄目人間だった・・・





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