桜坂
『あっ!!!悠来たぁ♥おぉーーーーい!!!悠ーーー♥♥♥』
悠クンは那美に手を振りながらこっちに近づいてきている。
やっぱ迫力あるなぁ。
悠クンは。
悠クンの隣に誰かいる??
見えない…(←右D、左C)
『真実!!紹介するね♪ウチの彼氏の悠でぇす♥』
知ってるし(笑)
完璧ノロケじゃん。
『彼氏の悠でーす(笑)よろしくな!!真実チャン♪♪♪』
悠クンはいつもよりテンションが高い。
『こっちに居るのが俺のダチで【藤森 葵】な♪♪』
悠クンはそう言って、隣に居るイケメン君を指差した。
「よろしく~♪私は真実!!」
『藤森クンよろしく♪悠よりカッコイイね(笑)』
『俺のが葵よりカッコイイもん!!!』
那美の挨拶で悠クンがスネてた。
『藤森クンウチ等とタメ???』
那美が聞いた。
絶対年上でしょ!!!
超・大人っぽいじゃん。
『東丘高校の1年。』
えぇーーーーーー!?!?!?
タメ!?!?!?
『まじぃ!?!?結構近いじゃん♪♪♪つかタメ???見えねぇ(笑)』
『俺はアンタのこと知ってるんだけど(笑)』
藤森クンはそう言って、私の方を見る。
えっ!?
どっかで会ったっけ???
『まじ!?い~な~真実♪』
「何処で会ったっけ???」
『アンタ覚えてないの!?』
だって全然思い出せないんだもん。