桜坂

 『まぁ今は知らなくてもいいよ。』
 私の頭の中は≪?≫だった。

 『飯買いに行こうぜ!!!』
 悠クンの一言で、私たち4人は近くにあるコンビニに行くことになった。

 『とりあえず酒と~つまみと~♥』
 那美…≪♥≫つけて話してるけど、言ってることおっさんだよ。
 
 買い物を終えた私たちは、公園に向かった。
 『あっ!!!俺、煙草買い忘れた!!!!!』
 悠クンがコンビニの袋を見て言う。
 
 『悠ドジ~♥ってことでウチ等2人で買ってくるから先に食べてて~♪』
 「はいは~い」
 私がそう言うと、那美と悠クンは手を繋ぎながらコンビニへ戻って行った。
 
 (私今、藤森クンと2人なんだ…なんか緊張するなぁ。)
 しばらく沈黙が続いた。
 (きっ!気まずい…)
 
 『あのさぁ。』
 「ひゃい!?!?」
 しまったぁ!!!
 変な返事になっちゃった~///
 
 『っぶ!!!おまえ面白いなぁ。』
 そう言って、藤森クンは大笑いしている。
 
 「ビックリしたからだもん~!!!」
 とりあえず言い訳(笑)
 
 

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