不器用な僕等の唄を

そんなのが続いていたら…誰だって、私だって嫌になってしまう。

別れた事に、正解も不正解もないと思うけど、今はこの現状が正解だと感じる。

お母さんは満たされている様子だから。




私はお姉ちゃんに嫉妬してる。

会った時からずっと。

血が繋がってるとか、そういうの関係なく。








暑くて目を覚ますと、クーラーが止まっていた。

タイマーを設定していたから、もう12時を過ぎたことが分かる。

水を飲もうと、部屋を出て階段を下ろうとする。



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