【完】“微熱”−ひと夏限定のセイシュン−
ここは今までバイトしてきたところとは違うような雰囲気。
なんていうか、忙しいんだけど、流れる時間はゆったりで。
優しい、実際はそうではないけどなんとなく、潮の香りがする。そんな不思議な空間。
海の家も兼ねてるここは、夕方にはクローズ。
その代わり、ここは夜は夢を追うバンドマン達の練習場になるんだそうだ。
「んじゃあお疲れ様っスぅ。はー!今日も働いたなぁ」
「ウルセーよカズ!若者はもっと働け!バイバイフユ!また明日!」
アヤとカズはあんなにバンバン働いていたのに元気に走って行く。
私なんかほんの数時間しか働いてないのに……くったくただ。
最近お金を稼ぐ感覚をすっかり忘れて就活に専念してたからだろうか。
なんていうか、忙しいんだけど、流れる時間はゆったりで。
優しい、実際はそうではないけどなんとなく、潮の香りがする。そんな不思議な空間。
海の家も兼ねてるここは、夕方にはクローズ。
その代わり、ここは夜は夢を追うバンドマン達の練習場になるんだそうだ。
「んじゃあお疲れ様っスぅ。はー!今日も働いたなぁ」
「ウルセーよカズ!若者はもっと働け!バイバイフユ!また明日!」
アヤとカズはあんなにバンバン働いていたのに元気に走って行く。
私なんかほんの数時間しか働いてないのに……くったくただ。
最近お金を稼ぐ感覚をすっかり忘れて就活に専念してたからだろうか。