【完】“微熱”−ひと夏限定のセイシュン−
ご飯を食べた後は、ナツのバイクとフェリーを使って、西表島というところへ向かった。
なんでも、沖縄本島の次に大きな島らしく、観光客も多い。
私達がたどり着く頃にはもう、夕方も過ぎた時間。だけど太陽が沈むのが遅いこの地だから、まだ太陽は空で橙色に輝いてる。
「この島は他に比べて星砂がいっぱい採れるんだよ」
ナツの言葉通り、ビーチに落ちているのは星の形みたいな砂が沢山ある。
「はい、これに集めなよ」
「ありがと。ナツ」
近くのお土産屋さんで買ったらしい、星砂を詰める小瓶をナツに手渡される。
それに星砂だけを選んで入れていると、隣のナツの視線が気になって目線をそちらに向けた。
なんでも、沖縄本島の次に大きな島らしく、観光客も多い。
私達がたどり着く頃にはもう、夕方も過ぎた時間。だけど太陽が沈むのが遅いこの地だから、まだ太陽は空で橙色に輝いてる。
「この島は他に比べて星砂がいっぱい採れるんだよ」
ナツの言葉通り、ビーチに落ちているのは星の形みたいな砂が沢山ある。
「はい、これに集めなよ」
「ありがと。ナツ」
近くのお土産屋さんで買ったらしい、星砂を詰める小瓶をナツに手渡される。
それに星砂だけを選んで入れていると、隣のナツの視線が気になって目線をそちらに向けた。