【完】“微熱”−ひと夏限定のセイシュン−
「なあ、ところで、フユはナツさんとどこまで行った?」
「ぶっ……!げっほ!突然何を言い出すんだと思ったら」
いつも通りお店の閉店後、帰ろうとした私は、初めてアヤに誘われ、居酒屋で飲んでいる。
私がレモンサワーを飲んでいたら、アヤがおもむろにそんな言葉を発した。
「うわあきったね!大丈夫?そんなに驚くことか?大学生ならこの手の話するだろフツー」
お酒を吐き出してむせた私を、姐御肌のアヤは苦笑混じりに介抱してくれる。
まあ、アヤの発言がこうなる結果に繋がったんだけど。
「するけど、いきなりド直球過ぎでしょ」
「え?だって聞きたかったし」
竹を割ったような正確のアヤらしいといえばアヤらしいけど、ちょっとくらい、オブラートに包めないものだろうか。
「ぶっ……!げっほ!突然何を言い出すんだと思ったら」
いつも通りお店の閉店後、帰ろうとした私は、初めてアヤに誘われ、居酒屋で飲んでいる。
私がレモンサワーを飲んでいたら、アヤがおもむろにそんな言葉を発した。
「うわあきったね!大丈夫?そんなに驚くことか?大学生ならこの手の話するだろフツー」
お酒を吐き出してむせた私を、姐御肌のアヤは苦笑混じりに介抱してくれる。
まあ、アヤの発言がこうなる結果に繋がったんだけど。
「するけど、いきなりド直球過ぎでしょ」
「え?だって聞きたかったし」
竹を割ったような正確のアヤらしいといえばアヤらしいけど、ちょっとくらい、オブラートに包めないものだろうか。