君に恋した日
「もう。やだ!」



あたしは、屋上に走った。



「毎回なんかあると屋上に来ちゃうよ。」



いつから屋上はあたしの特別な場所になっていたんだろう。



ガチャッ。



「美加子?」



「理沙。」



「さっきはごめん。てゆうか、最近ごめん。」



「理沙。あたしもごめんね。」



「仲直りだね!」



「うん!」



仲直り。あたしたち親友だよね。これから先もずっとずっと。
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