想い、果てるまで





「……あのさ、私からも一つ我が儘言っても言い?」



「…うん?」



「あのねっ----」








ドォオオオォォン!!!!!







私の言葉を遮るかのように、突如耳に届いてきた爆音。





「--ッ!何だ今の!?近いぞ!!」

「何!?一体何が--……」



私は中条から体を離し、爆音が聞こえてきた方…外へと繋がる窓の方へ目を向ける。





--そこで私の目に飛び込んできたのは---




















    壽吏!!




           」





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