想い、果てるまで



「---……しかし、テクノロジーが発達していくこのご時世に、まさか暑中見舞いをハガキで送る子が存在しているとわ………」



私の1番の親友、真那加からの暑中見舞いのハガキをひらひらと扇いでみる。


クーラーの効き過ぎた部屋は、今の季節感覚を狂わせてくれる。



「………って、あれ?隅っこになんか書いてある……」





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