濡れた体温ごと奪って
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うっすらぼやけた視界を見上げるも、全くどこかわからない…。
お腹がズキズキと痛む。
私、あの時…知らない男にお腹叩かれて気を失ったんだ。
「もう目が覚めたんだ」
この声は…一週間前に翔ちゃんの家に来た…女の人の声…?
まさか…。
「なぁに?その驚いた顔。私ねぇ、あなたの事色々調べたのよ」
「……………」
「過去に性的虐待を受けてたらしいじゃない」
ドクンッ。
心臓が大きく脈打った。