濡れた体温ごと奪って


「半年後お前のよがる姿が見れる事を楽しみに、行って来るな」


「へっ?!もうっ、何言って//」


「紗耶。愛してる」


「私も、愛してる」




翔ちゃんは私の頬にキスをして、笑顔でゲートをくぐり搭乗口へと向かった。


翔ちゃん。


私、今度は寂しくないから。


ちゃんといい子にして、待ってるからね。


半年前と違って、私今、温かい気持ちだから大丈夫だよ。


イギリスでのお仕事、頑張ってね。


半年後会える日を楽しみにしてるからね。



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