濡れた体温ごと奪って
第五章 悪夢から正夢へ
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【若い肌って弾力があって、すべすべで気持ちがいいなぁ】
【いやっ!!やめてっ!!】
【また火傷してもいいのかい?理香子(紗耶の母)に、お前に誘惑されたって言ってもいいのかい?】
【…ぅ…っ…】
【よし、いい子だ】
中年男の手が私の体を何度もまさぐる。
…気持ち悪い。
だけど、抵抗して大声出したら…お母さんに言われちゃう…。
お母さんと仲が悪くのだけは嫌だ…。