爽やか抹茶Days~若様のお茶はいかがですか?~



「ピンポーン!大正解!

ずっとあたしに気が付かないなんて、あさかちゃんらしいわねぇ~。困った顔も可愛かったけど。」

え?え?!
何で伊月先生が八束先輩のお宅にいらっしゃるんですか?!


私が混乱したような表情を浮かべていると、「そろそろ離れてくれる?」と未だに抱き着いたままの伊月先生を引きはがす八束先輩。


「つまんないわねぇ…」と文句を言っている伊月先生を尻目に小声で教えてくれた衝撃の事実。


それは「この事を知ってるのは、学校の先生方と双葉くらいで、あまり人には言わないでおいて欲しいんだけど…。
伊月さんは僕の母なんだよ。」との事でした。



< 164 / 258 >

この作品をシェア

pagetop