爽やか抹茶Days~若様のお茶はいかがですか?~



諒ちゃん、そこ笑っちゃダメです!ていうか、さっきの気に入ったってこーゆうトコですか?!


他の一年生や先輩方は私たちを尻目にどんどん帰って行きます。

出来れば一緒に何とかして欲しいこの状況。けれど会話の内容の割に静かに行われているお陰でほとんどの人が気付いてない模様です…。


「あさかちゃん、諒ちゃん、あたしを止めないで!今日こそこの猫被りの息の根を…!」


嗚呼…雷に加えて大雨が降り出す始末…。


「双葉さぁ人に殺人予告する位なら余計な事話すなよな。人聞きが悪いじゃないか。」


「あたしは真実を話したまで…いたぁっ!」


2発目の雷…。


「他に余計な事は?【アレ】とか。」


「話してないっつの!人の脳細胞壊しといてよくもしゃあしゃあと…。」


あ、3発目…。今のは不必要だった気がしないでもないのですが。




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