【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
「…ま、続きはまだあるから聞いてくれ」



佳祐の言葉が、風で消される。



強い風が、私の頬に当たる。



私は、深刻そうな顔をして遠くを見てる佳祐を、見下ろした。




佳祐の遊びは中3の12月ぐらいに終わった。



飽きたのか…?



反省したのか…?



よくわからないけど…。



周りの子たちもびっくりしていた。



佳祐の性格がコロッと180度回転した。



女にも興味を示さなくなった。


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