【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
だからそんな顔をしてほしくないの。



「じゃ、帝…私、約束あるから…」



「…あぁ」



私はお金をおいて、カフェを出た。



今から遊園地。



なぜかわからないけど、すごく楽しみだな♪



一回家に帰り、遊園地へ行く準備をした。



私は携帯を見た。



“受信メール 一件”



誰からだろ…。



携帯を開いて見てみると、佳祐からだった。



《今から菜摘の家行きまーす!》



え!?



ピンポーン。



無機質なチャイムの音が、家中に響いた。



私は固まった。

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