【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
そのときはまだ、
佳祐のことが好きって気づいてなかったけど…。



あのときから私は、もう佳祐のことが好きだったのかもしれない。



私はふと隣に目を向けた。


新二が真顔で椅子に座っている。



私も、椅子一つ分開けて新二の隣に座った。



すると、ドアが開いた。



中に入ってきたのは、

担任の先生ではなく……


なんと、達川先生だった。


「は?」

「え?」



私たちはびっくりして思わず声を上げた。

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