【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
まるで何かを確かめるように。



なんか、懐かしい。



佳祐と一緒の呼び出しのとき、達川先生は私と佳祐をこんなふうに見てたっけ。



「別にな、お前らを責めるつもりはない。


ただ、これからちゃんと授業を受けないと、
進学や就職にも影響が出るぞ?」



影響……



その言葉が、私の心を痛めた。



それは困る。



次からはちゃんと授業出なきゃ。



ってか、

佳祐も授業サボったのかな?

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