【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
………それだけは、わかった。



私は家に着いてすぐ、バッグの中から携帯を取り出した。



授業中も何度かバイブがなってたから、メールが来ていることは知っていた。



でも誰だろう………。



“沙菜”
《大丈夫?江川くんと何かあったの??》


“桜”
《菜摘〜(^^)/佳祐くんと話さないけど何かあったの〜?何かあったらなんでも言ってね!》


来ていた3件のうち2件は、同じクラスの人からだった。



そして3件目は……。
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