【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
そして…新二が私を好きと言ったこと。



その新二が、私を佳祐から奪うためにどんな手を使ってくるかわからないこと。



すべてを話し終えると、鈴香は目を見開いて私を見た。



あぁ、もうダメだ。



きっと軽蔑された。



この友達という関係は、終わった………。



しかし、鈴香の口から出た言葉は……。



「…なんだ。

両想いなら問題ないじゃん☆」



鈴香はそう私に笑いかけた。



え…


引かない……の?
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