【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
『菜摘。全部聞いたぜ、桜から』
「………」
佳祐の心配したような口調に、私は言葉を失った。
『なんで言ってくれなかったんだよ?メールのこと。言ってくれてたら俺…』
「それなら佳祐だって同じじゃない!!」
私は大声を張り上げた。
「なっ…菜摘?」
かなり動揺した声が聞こえたけど、私は気にせず続けた。
「…佳祐だって…私にメールのこと隠してたじゃない…。なんで少しでも私に言ってくれなかったの!?
少なくとも、私に関わりのあることでしょ!?
佳祐の馬鹿!!
…でも、そういうところ大好き…」
「………」
佳祐の心配したような口調に、私は言葉を失った。
『なんで言ってくれなかったんだよ?メールのこと。言ってくれてたら俺…』
「それなら佳祐だって同じじゃない!!」
私は大声を張り上げた。
「なっ…菜摘?」
かなり動揺した声が聞こえたけど、私は気にせず続けた。
「…佳祐だって…私にメールのこと隠してたじゃない…。なんで少しでも私に言ってくれなかったの!?
少なくとも、私に関わりのあることでしょ!?
佳祐の馬鹿!!
…でも、そういうところ大好き…」