【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
私は佳祐にもう一度思いを伝えようと、今校門の前にいる。



今は放課後。



佳祐を思いきって呼び出した。



佳祐、ちゃんと来てくれるかな。



私は、昔から無意識に佳祐の約束は必ず守ってきた。


その頃ぐらいから、私はホントに無意識に佳祐のこと意識してたのかもしれないな。



昼休みの桜との件は、鈴香には話していない。



話したらきっと、鈴香は桜に怒るから。



私のことを大切に思ってくれている鈴香だからこそ、言えなかった。

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