【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
もう一度告白なんて、すごくドキドキする。



初めてじゃないのに、ドキドキする。



それは…
佳祐への想いが、前より強くなっている証拠だった。


佳祐を待っている間、緊張とドキドキで胸が押し潰されそうだった。



…その中に胸騒ぎが入っていると思ったのは、私の気のせいだっだのだろうか。


「菜摘、ごめん!遅くなった!!クラスの奴らまくのに手間取ってさ…」



“クラスの奴ら”
その中にはきっと、佳祐のこと好きな女子がたくさんいるんだろうな…。

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