【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
そんなことは言えず、クラスを確認した私は、1人で教室へと向かった。



私のクラスは1ー6。



8組まである私たちの学年のクラスは、人数が多いと先輩たちからびっくりされた。



ちょっと色々わけありで、多くなってしまったらしい。



8組まであるせいか、クラスそれぞれの人数は35人。


教室に入ってみてわかったけど、クラスの雰囲気はいいほうだった。



「は?なんであんたもここにいるわけ?」




「仕方ねえだろ。クラス一緒なんだから」


そう言って眉を寄せたのは、佳祐だった。
< 3 / 317 >

この作品をシェア

pagetop