【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
「…そう。

ありが…」



「そのかわり、抱かせろよ」



「……!?!?」



一輝はまた、冷たい表情に戻っていた。



「…え、一輝…何言って……?」



「何ビビってんの?」



一輝は不気味に笑い、私を壁へ押し付けた。



掴まれてる手首が痛い…。



こんな怒ってる一輝、初めて…。



なんで!?



なんで素直に別れてくれないの!?



一輝、私のこと嫌いになったんでしょ!?



だったらなんで…



一輝も矛盾してるよ…。

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