【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜

クラスのみんなに聞こえてるよ！



「…大橋さん、先生のこと好きだったの？」



どうやら先生のことが好きらしいクラスの女子が、私を険しい表情で見つめた。



「…いや、先生として好きだったのかも。…まぁ、どっちにしろ今はどうも思ってないけど」



私は興味なさげにそう答えた。



「…へぇ」



するとその女子は、少し嬉しそうに笑った。



「…で、今は誰？」



まーた佳祐はぁああ！！