幸せが欲しい

「まぁ…、まぁ座れって」

先生はいたずらが見つかったみたいな顔をしていた。


先生の横に体育座りする。

近いな…

先生と私の距離は20センチくらい。


ドキドキドキドキ…


「で、先生は何をしているんですか?こんな暗い所で」

本題に入る。


「ここはな、先生の秘密基地なんだ」

先生は真面目な顔をしてそう言うから


「…」

私は何て返していいのか分からなかった。


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