幸せが欲しい

その日の昼休みは琥珀はテニス部のミーティングで一緒にご飯を食べれなかった。

私は久々に一人で食べた。


食べ終わった後、私は最近は行ってなかった体育倉庫に向かった。

体育倉庫の事も琥珀には言ってない。

だって先生との約束もあるし

何より先生と私だけの場所にしたかったから。

何か琥珀に秘密が多いかも。


キィィと音が鳴るドアを開ける。

「おっ、柚山」

先生がいた。


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