ツインズ~あなたと出会って~
クリスマス
私はたえた。
イチヤを愛していたから。
失いたくなかった。
付き合ってもうすぐ5ヶ月になろうとしていたクリスマス。
クリスマスにはさすがに一緒にいてくれるだろうと信じていた。
クリスマス当日。
『ユウ、用意せーよ。』
『何処に行くん?』
やっぱりクリスマスは一緒にいてくれるんだ。
と、久しぶりにドキドキわくわくしていた。
連れて行かれたのは、イチヤの先輩の家。
みんなでクリスマスパーティーをするみたいだ。
でも、一緒に過ごせるなら、と楽しく過ごした。
パーティーも終わり、深夜家に着いた。
これからやっと2人の時間。
本当に久しぶりにゆっくり2人で過ごせる。
そう思っていた・・・
『ちょっと後輩送ってくるわ。』
『・・・うん。』
あやしい。