ツインズ~あなたと出会って~
1時間待っても、2時間待っても帰ってこない。
電話をしてみたが出ない。
『はぁ・・・』
私はいろいろ考えた。
付き合い始めた頃を思い出して涙があふれた。
もう、前のようには戻れないのかなぁ。
私が変わればイチヤは前のように戻ってくれるのかなぁ。
どうしよう・・・どうすればいい?・・・
もうダメなのかなぁ・・・
朝まで考えた。
そして、私はイチヤにメールを送り試した。
『もう別れよかぁ。ユウ、疲れた。お互いの為にもきっと別れたほうがいいんやと思う。今までありがとう。』
私の携帯がすぐになった。
イチヤからメールだ。
『お前がそうしたいんやったらええで。こちらこそ今までありがとう。』
『・・・』
悲しさから一気に怒りに変わった。
『何それ!?結局別れたかったんやろ?ユウから別れ話するの待ってたんやろ?めっちゃムカツク!!もう家に帰ってこんといてな。バイバイ』
その後、イチヤから連絡はなかった。
私は、怒り狂い一睡も出来ず起きていた。
ピンポ~ン♪♪♪
朝の9時。
イチヤだ・・・