ツインズ~あなたと出会って~

私は無視した。

ピンポ~ン♪♪♪ピンポ~ン♪♪♪ピンポ~ン♪♪♪
ピンポ~ン♪♪♪ピンポ~ン♪♪♪ピンポ~ン♪♪♪

呼び鈴はなり続く。
それでも開けなかった。

ドンドン!!ドンドン!!ドンドン!!
ドンドン!!ドンドン!!ドンドン!!

今度はベランダ付近で声がする。

ドンドン!!ドンドン!!ドンドン!!
ドンドン!!ドンドン!!ドンドン!!

ベランダの窓をたたいている。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

私の携帯が鳴った。イチヤだ。
でも、出ない・・・

やり方は間違っているかもしれないけど、私の精一杯の反抗だった。
私の気持ちをわかってほしかった。

携帯は鳴り続けている。

ベランダで何か音がしていた。

(???)

何?って思った瞬間。




ガッチャーン!!
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