ツインズ~あなたと出会って~

ガラスが割れるスゴイ音が家中に響いた。

(!!!!!!!)

私は音のした部屋へ慌てて行った。
イチヤが部屋にいた。
大きな石が部屋に落ちていた。

イチヤはベランダのガラスを割って家に入ってきていた。

『何してるん!?そんなことしていいと思ってるん?』

私は思わずイチヤに飛び蹴りをしていた。
イチヤは私につかみかかってきた。
胸ぐらをつかんでわめいた。

『はぁ?お前こそ何やねん?お前1人の家違うやろ?』

『ここはオトンが借りてる家や。ユウ達もう別れたんやろ?だから帰ってこんといてってメールしたやん!!』

イチヤは怒りが頂点に達したようだった。
私のパジャマをつかみ、投げ飛ばした。
殴られ、蹴られて、お腹を踏まれた。
でも、私も殴り返したし、蹴り返した。
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