ツインズ~あなたと出会って~

午前7時。イチヤに起こされた。

『おはよう』

『おはよう。どうしたん?』

『俺今から仕事やねん。ライ君達もまだ寝てるし、カギ置いていくから預かってて。』

『えっ!?仕事??寝てないやん!大丈夫?』

『大丈夫。夜また会える?』

『うん!!仕事終わってからなら。でも23時頃になるで?』

『いいよ。じゃ、また夜に』

『うん。いってらっしゃい。』

『いってきます。』

その夜、仕事が終わって真っ直ぐ家に帰り、超特急でお風呂に入りイチヤの家に向かった。

イチヤは話し上手で、いつでもどんなことでも楽しませてくれた。
初めは彼氏おらへんし、って程度の気持ちからだったけど直ぐにイチヤを好きになった。
付き合って2日目から私は自分の家には帰らずイチヤの家に帰るようになっていた。

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