ツインズ~あなたと出会って~
イチヤがいた。
車を止めるとイチヤが助手席に乗ってきた。
『車出して。』
やっぱりなんか様子が変。
『急にどうしたん??』
『俺なぁ、あれから飲み屋の店長まかされて、でも辞めようと思ってるんや。なぁ、ユウ?俺と結婚しよ??』
びっくりってもんじゃなかった。
『なぁ、どうしたん?』
『都合ええって思うかもしれへんけど、やっぱりお前と一緒にいたいって思った。』
『ユウは、今子供中心の生活なんや。もし結婚したとしても、前みたいにはいかへんで?イチヤの思い通りには生活出来へんのやで?』
『わかってる。』
『それに・・・イチヤの言葉、全て信じられるかってゆったら正直信用出来るかわからへん。』
『そうやんなぁ。でも信じてもらえるように頑張るし!!』
『そっかぁ・・・』