狼クン達のオリの中【完】
さらに、プルプル震えるあたしに、綾瀬涼は攻撃を続ける。


「近くで見ただけじゃ・・・感想言えない?
じゃあ、特別!
触らせてあげようかな♪」


あたしの両手をつかんで、お腹のあたりにペタリとつける。



「ふぇっ・・・」


体中から力が抜ける。



「けっこう、いい体してると思わない?」


あたしの手をつかんだまま、綾瀬涼はあたしの耳元で甘く囁く。




「この後・・・何してほしい?
君には、特別優しくしてあげるよ。
子羊ちゃん?」



見上げる瞳は、甘くて。

綺麗で。

優しくて。
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