狼クン達のオリの中【完】
「人のもの盗っちゃうなんて、簡単だし?
ね?」
そう言って、あたしを見る。
何言ってるの?
薫?
意味わかんないよ。
「涼兄・・。
今までボクのことなんか、無視してたくせに。
今回は眼鏡まではずしちゃってさ。
バカみたい。
本気ってなんだよ」
「うるせぇよ」
「学校では眼鏡かけて、かっこいい顔隠そうなんて、何それ。
ボクへの同情?」
「そんなんじゃねぇよ」
「今まで、ボクのすることなんて、スルーしてきたくせに。
今回だって、スルーしちゃえば?」
「しねーよ」
ね?」
そう言って、あたしを見る。
何言ってるの?
薫?
意味わかんないよ。
「涼兄・・。
今までボクのことなんか、無視してたくせに。
今回は眼鏡まではずしちゃってさ。
バカみたい。
本気ってなんだよ」
「うるせぇよ」
「学校では眼鏡かけて、かっこいい顔隠そうなんて、何それ。
ボクへの同情?」
「そんなんじゃねぇよ」
「今まで、ボクのすることなんて、スルーしてきたくせに。
今回だって、スルーしちゃえば?」
「しねーよ」