狼クン達のオリの中【完】
その声に、薫はちょっと顔を上げ。




「でも、大事にしないと盗っちゃうからっ!!」




綾瀬涼にあっかんべーをして、家に向かって走り出す。










でも、途中で止まり。



振り返って、かわいい笑顔であたし達に手招きした。






「涼兄!
お姉ちゃん!
早くおいでよっ!!
今日のパーティ。
主役は、誕生日の涼兄でしょ~?
早く着替えないと、パーティ始まっちゃうよぉ~!!!」


< 455 / 491 >

この作品をシェア

pagetop