狼クン達のオリの中【完】
『そうそう、部屋にもお風呂はあるけど、大浴場と露天風呂もあるよ。
でも、露天風呂は・・』


『けっこうです!!
部屋のに入りますから!!
おやすみなさい!!!!!』




「え?
聞いてない。
聞いてない!!
途中までしか、聞いてない!!」





あたしのばか~!!!


真っ赤になりながら、自分の頭をポカポカ叩く。





「そうだっけ?
まぁ、どっちでもいいけど?」



そう言いながら、綾瀬涼はお湯をかき分け、あたしに近づく。




「ば・・・ばかっ!!
こっちこないでよ!!
えっち!!」



あたしは綾瀬涼に、バシャバシャお湯をかけた。



「何すんだよ」


ムッとした綾瀬涼の声に。

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