狼クン達のオリの中【完】
「そうそう、ほっぺに優しくキスしてね?
制服は、クローゼットに用意してあるから、好きなの選んでいいよ?」



「は?
制服?」



「明日の朝が楽しみだな?
ってその前に忘れ物」



「きゃっ・・」



綾瀬涼は、あたしを壁に押し付けた。



そして、あたしの顔の横に両手をついて、あたしを囲う。


「な・・・何?」


「何って・・・言わなきゃわからない?」




からかうようにニヤリと笑い。


試すように目を潤ませる。


そして、肘を折り曲げ、あたしに近づく。

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