狼クン達のオリの中【完】
背伸びして。

触れるか触れないかのキスをした。






「は?
それだけ?」


切れ長の目に怒りを込めて、エロ悪魔がギロっと睨む。



ひぃぃっ。
ご立腹!!




「触ったか、触らないかわからないくらい短いし。
おまけに頬ってどういうことだよ?
バカにしてんのか?」



あたしの頬を片手でつまんで、グニグニする。



「してはしぇん・・・」


「仕方ないな・・・」


チッっと短く舌打ちし。



「オレが見本見せるから」


すばやくあたしを抱き寄せる。
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