狼クン達のオリの中【完】
「涼くん・・・・ってば・・・。
そんなこと言うなんて・・・恥ずかしい・・」


彼女は、赤くなり俯き、走り去った。。




ん?

恥ずかしい・・・って。

綾瀬涼・・何か言ったっけ?



考え込むあたしの腕が、急につかまれる。



「このメイドコスプレ女は何?」



キンキンした甲高い声。


つかまれた腕をたどって見ると。


くそ生意気そうな女の子。



ボブの黒髪に、つり上がった目。
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