紅い瞳




「行かせないよ」



「え…?」




僕が呟いた途端、女の体が動かなくなった



僕は女の額に手を当て、紅い瞳を見せ、力を使った


「さあ、私と行こうか」



「はい」





それだけ言って、僕らは歩きだした



僕の部屋へ向かって



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