星の降る街


「なーに言ってんの!! チャンスじゃない!男子恐怖症克服の!」

「ヤダよー、直らなくていいもん。」


「馬鹿ねー、このまま治らなかったらまともな生活おくれないよ!?大学はなんとかなっても、就職して男子と話せないじゃ本気でヤバいと思うよ。」


う゛…。


「…そうだよね。でも、あたしどうしたら治せるんだろ…。」


「まかしときな、この新城真希様にッ」

不適な笑みで見つめる真希ちゃんは心なしかワクワクしていた…。
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